お役立ちコラム
2022年09月13日

草刈り後の雑草処分はどうする?自己処理の方法と業者に頼む場合のメリット

草刈りの後雑草の処分に困っている様子

 

庭や畑の草を刈った後、山のように残った雑草に困ることはないでしょうか。処分の方法がよくわからず、とりあえずその場に積んでおくという方も少なくありません。

しかし、刈った雑草をそのまま放置しておくとまた地面に根付いてしまい、せっかくきれいにした場所が台無しになってしまいます。刈った雑草はなるべく早く、適切な方法で処分することが大切です。今回は、雑草の処分を自分で行う方法3つと、業者を利用するメリットについてご紹介します。

 

草刈りの後に残った雑草はどう処分する?

草刈りで出た雑草を自分で処分する場合、家庭ゴミとして捨てるのが一般的です。また、農作物の肥料として有効活用することもできます。いずれも時間と手間は必要ですが、お金をかけずに処分することができます。

しかし、自力での作業に自信がないときは、業者に依頼するようにしましょう。当然費用はかかってしまいますが、処分に必要な作業をすべて請け負ってもらえます。

 

自分で処分する方法

自分で処分する方法とそのメリットについて、以下で詳しくご説明します。

雑草を天日干しする

まずは、刈り取った雑草をしっかり乾燥させましょう。量が減って作業が楽になり、ゴミとして処分する場合にかかるコストも抑えられます。

乾燥させるときは雑草をなるべく平らにして並べ、日光がまんべんなく当たるようにすると、短い時間で確実に枯らすことができます。ただし、地面にそのまま置くとふたたび根付いてしまう可能性があるため、ブルーシートなどの上に置くようにするとよいでしょう。

可燃ゴミとして捨てる

雑草はほかの家庭ゴミと同じ「一般廃棄物」に該当するため、可燃ゴミとして回収に出せます。乾燥させて嵩を減らした後、根についた小石や土をしっかり払い落としてから袋に詰めましょう。

しかし、ゴミ袋が大量になると「産業廃棄物」扱いになり、回収してもらえない可能性があります。一度の回収に出せるゴミ袋の数量は自治体によって異なるため、事前にお住まいになっている地域のルールを調べ、それに従って処分してください。

土に埋める

枯れ草は埋めておくと、自然に分解されて土に還ります。お金もかからず、環境にもやさしい方法です。

埋めるときは縦30cm以上の深い穴を掘り、雑草が地表に出ないように土を上からかぶせてください。完全に枯れていない草があった場合に、また地中で根付いて生えてくるのを防げます。

堆肥(たいひ)にして再利用する

 

処分した雑草で作られた堆肥(たいひ)

 

ガーデニングや家庭菜園をしている方におすすめの方法です。雑草をほかの材料と混ぜ合わせることで、良質な土壌を育てる「堆肥(たいひ)」を作れます。

必要な材料と手順は以下の通りです。

  • 枯れた雑草と米ぬか(もしくは油かす)をおよそ7:3の割合で混ぜていく
  • 混ぜ合わせたものに畑の土をかぶせる
  • 1ヶ月ごとに下から空気を入れるようにかき混ぜていく

以上の作業をくり返すと、およそ半年で完成します。作物の成長に必要な栄養をたっぷり含んだ土ができるので、ぜひ試してみてください。

燃やして処分するのはNG!

手っ取り早い方法として、野焼きを考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当然ながら火事が起こるリスクがあり、発生する煙が近隣住宅の迷惑になります。家庭でゴミを焼却すること自体、基本的に法律で禁じられているので、燃やして処分するのは控えましょう。

 

業者に依頼する方法と利用するメリット

次に、雑草処分を依頼できる主な業者と利用するメリットをご紹介します。

 業者に処分してもらうメリット

雑草処分を業者に依頼するメリットは、短い時間ですぐに終わる労力がかからないといったことが挙げられます。自分で処分するとコストは抑えられますが、その分たくさんの時間と手間がかかります。

特に雑草が大量に出てしまった場合、自分ですべて運んで捨てたり、大きな穴を掘って埋めたりするのはとても大変です。そんなときは業者に依頼すれば、自力で行うよりも早く処分してくれます。

ゴミ回収業者に依頼する

ゴミ回収業者に依頼すれば、家庭ゴミの回収では受け付けてもらえないような大量の雑草もすべて引き取ってくれます。また、家具や家電などの不用品も同時に回収してもらえるので、「庭や畑と一緒に家の中も片付けてきれいにしたい」という方にはぴったりの方法です。

草刈り業者に依頼する

草刈り業者は雑草の処分だけでなく、除草から整地まですべての作業を請け負っています。草刈りに精通したプロが適切な方法で処理を行うため、早くきれいに仕上がるのはもちろんのこと、刈った場所からすぐに草が生えてしまったというリスクも抑えることができます。「面積が広くて大変」「雑草が多くて自力では面倒」とお悩みの方だけでなく、体力面・技術面に不安な方にもおすすめの方法です。

 

まとめ

草刈り後の雑草を処分する方法はさまざまですが、作業にかかる時間や労力を考えると、業者に依頼するのが確実で安心です。きれいな状態を少しでも長く保つには、適切な方法での除草と後処理が重要になります。

草刈りに特化した「株式会社 アイピープロファクト」なら、正しい知識と豊富な技術・経験によってきれいな庭や畑に仕上げます。大変な草刈り作業からその後の面倒な雑草処分まで、すべて弊社におまかせください。